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「うつ病」~苦しんでいるあなたやご家族へ

みなさん、こんにちは。

とある作業所の方を通じて匿名さんの手記を見せて頂きました。

今回ご本人の了承を得られたので皆さんにもお見せしようと思い、ブログに載せることにしました。

(たくさんの方に知ってほしい)

長いので2回に分けて掲載します。

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「うつ病から作業所まで」part 1  匿名さんより

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二十歳でうつ病になった。

でも奨学金という借金と自分の葬式代を払えないと死ねない。

でもバイトは病気が悪化して辞めてしまった。

           ※

二十代の前半、無職で恥ずかしい。

でも働く自信は無い。自分は無能だ。

           ※

二十代半ば、少しでも家計を助けられたらと思い、全力で家事をして、

特売にも自転車で通った。でもいくら頑張っても、家族からは、

「そんなことをするよりも早く働け」と言われ、私なりの努力は

一切報われることはなかった。

           ※

昼も夜も、家事をしていない時は、ずっとゲームをしていた。

楽しくないわけじゃないけど、楽しむためにやっているわけではない。

ゲームの世界に没頭する間は、現実と向き合わずに済むからだ。

遊んでいたいわけじゃない。ただ、「死にたい」という気持ちを

頭から消したくて、自分自身が存在しないゲームの世界に逃げ込んでいた。

そうしないと、過去のつらい記憶が頭の中でリピートされて、

一番つらかった瞬間を一日中思い出してしまうからだ。

           ※

三十歳まで病気で無職だったら死のうと思っていた。

二十八歳、三十歳のタイムリミットが近づいて怖くなる。

ある時、七日連続で死ぬ夢を見た。

何かに追われてビルの階段を駆け上がり、逃げ場が無くなって

屋上から飛び降りる。中庭の中心でゾンビの満員電車に囲まれて、

今にも襲われそうな所から逃げられない。

死んだ、と思うと目が覚める。泣きたいような、絶望したような、

死にたくないけど死ぬしかない、と思うような、追い詰められて

死ぬ夢ばかり。七日目の夜、寝不足の中、寝てから二時間で自殺する夢で

ハッと目が覚めた。死ぬ夢しか見ないなら、もう眠りたくない、

と思ってしまった。

泣きながら朝を迎えて、もしかしたら眠れるかもしれないと、

すがるような思いでお酒を買いに行った。

           ※

家族からは「無職の人間が酒を飲むな」と、バイトを辞めた直後に

言われていたので、とても罪悪感があった。でもその夜、ジュ-スで薄めた

焼酎を飲んだら、ゆるやかに静かな眠りに落ちることができた。

夢を見ずに六時間熟睡。本当に久しぶりに眠れた日だった。

でもアルコール依存症には絶対になってはいけないと思ったので、

飲むときは三日以上間隔を空けて飲むようにと決めた。

悪夢で熟睡できない日でも、「あと何日で飲んで眠れる日だから

それまで頑張ろう」と思えば、少し気が楽になった。

でも、家族にはずっと言えなかった。

           ※  

死ぬ決心がつかないまま二十九歳。

限界だと思いながら二か月、

行こうと思いながらも行けなかった回数は数知れず、

結局母に頼んで病院の予約をしたのは、

三十歳の誕生日の一か月前だった。

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今回の掲載は前半部分まで。

後半は来月掲載予定です。

「あなたは何を感じましたか?」

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