「うつ病」~苦しんでいるあなたやご家族へ
みなさん、こんにちは。
とある作業所の方を通じて匿名さんの手記を見せて頂きました。
今回ご本人の了承を得られたので皆さんにもお見せしようと思い、ブログに載せることにしました。
(たくさんの方に知ってほしい)
長いので2回に分けて掲載します。
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「うつ病から作業所まで」part 1 匿名さんより
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二十歳でうつ病になった。
でも奨学金という借金と自分の葬式代を払えないと死ねない。
でもバイトは病気が悪化して辞めてしまった。
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二十代の前半、無職で恥ずかしい。
でも働く自信は無い。自分は無能だ。
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二十代半ば、少しでも家計を助けられたらと思い、全力で家事をして、
特売にも自転車で通った。でもいくら頑張っても、家族からは、
「そんなことをするよりも早く働け」と言われ、私なりの努力は
一切報われることはなかった。
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昼も夜も、家事をしていない時は、ずっとゲームをしていた。
楽しくないわけじゃないけど、楽しむためにやっているわけではない。
ゲームの世界に没頭する間は、現実と向き合わずに済むからだ。
遊んでいたいわけじゃない。ただ、「死にたい」という気持ちを
頭から消したくて、自分自身が存在しないゲームの世界に逃げ込んでいた。
そうしないと、過去のつらい記憶が頭の中でリピートされて、
一番つらかった瞬間を一日中思い出してしまうからだ。
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三十歳まで病気で無職だったら死のうと思っていた。
二十八歳、三十歳のタイムリミットが近づいて怖くなる。
ある時、七日連続で死ぬ夢を見た。
何かに追われてビルの階段を駆け上がり、逃げ場が無くなって
屋上から飛び降りる。中庭の中心でゾンビの満員電車に囲まれて、
今にも襲われそうな所から逃げられない。
死んだ、と思うと目が覚める。泣きたいような、絶望したような、
死にたくないけど死ぬしかない、と思うような、追い詰められて
死ぬ夢ばかり。七日目の夜、寝不足の中、寝てから二時間で自殺する夢で
ハッと目が覚めた。死ぬ夢しか見ないなら、もう眠りたくない、
と思ってしまった。
泣きながら朝を迎えて、もしかしたら眠れるかもしれないと、
すがるような思いでお酒を買いに行った。
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家族からは「無職の人間が酒を飲むな」と、バイトを辞めた直後に
言われていたので、とても罪悪感があった。でもその夜、ジュ-スで薄めた
焼酎を飲んだら、ゆるやかに静かな眠りに落ちることができた。
夢を見ずに六時間熟睡。本当に久しぶりに眠れた日だった。
でもアルコール依存症には絶対になってはいけないと思ったので、
飲むときは三日以上間隔を空けて飲むようにと決めた。
悪夢で熟睡できない日でも、「あと何日で飲んで眠れる日だから
それまで頑張ろう」と思えば、少し気が楽になった。
でも、家族にはずっと言えなかった。
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死ぬ決心がつかないまま二十九歳。
限界だと思いながら二か月、
行こうと思いながらも行けなかった回数は数知れず、
結局母に頼んで病院の予約をしたのは、
三十歳の誕生日の一か月前だった。
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今回の掲載は前半部分まで。
後半は来月掲載予定です。
「あなたは何を感じましたか?」


